オーソバイオティック(統合整体)の理論からみた首こり、肩こりの原因

2018年05月9日

みなさんこんにちは。
大阪市福島区のストレートネック、硬膜問題専門 カイロプラクティック整体ヘンミの逸見です。

『頭痛、首痛、肩こり、腰痛、手足のしびれなどでお困りのあなたに根本施術をご提案!』

 

今回は前回の投稿に引き続き首こり、肩こりについてですが首こり、肩こりの原因をオーソバイオティック(統合整体)および七星論(東洋医学:鍼灸)の理論に基づき解説させていただきます。

首こり、肩こりの原因は大まかに分類しますと

○骨格の歪み(いわゆるストレートネック、上部胸椎の歪みなど)

○硬膜の緊張

○内臓の機能低下

○交通事故など

 

【オーソバイオティック理論】オーソバイオティックでは症状や痛みの原因の多くが『硬膜の緊張』によるものと考えております。

硬膜とは脳、脊髄を覆っている二重の膜です。

この膜が何らかの原因で緊張すると筋肉や靭帯などの軟部組織が硬くなります。

さらにこの硬膜が緊張することでいわゆるストレートネック(下左の図)になり頭の重さを支えきれなくなり首や肩がこってきます。

【硬膜が緊張する原因】

○交通事故や転落、転倒による外力

○パソコンなど家電製品から出る電磁波

○ストレス

○活性酸素

○農薬、食品添加物、薬など化学物質など

また頚椎だけではなく上部胸椎の歪みも肩こりの原因の一つです。

 

【七星論】七星論では経筋腱収縮牽引という理論があります。 

経筋腱収縮牽引とは何らかの原因で内臓に疲労や病変が起こるとその内臓に関係のある筋肉や腱が収縮し痛みやシビレを引き起こします。

さらに収縮した筋肉が骨格の歪みの原因となり様々な症状を引き起こします。

下に例を挙げます。

上部胸椎が右に傾いていると『肝』

左に傾いていると『心、心包』

ジグザグに歪んでいると『腎』など、骨格の歪みは臓腑の異変に非常に関係しますので骨格を整えるだけでなく異変のある臓腑の調子を整えてあげなければ根本から改善は望めません。

首や肩がこった場合たいていはそのこった場所を揉んでもらうのが一般的です。確かに押してもらうと一時的に血行が良くなりす~っとして軽くなりますが、それと同時に筋肉の繊維は切断されてしまいその切れた筋繊維を修復する際筋肉は硬くなってしまいます。

揉んでも効かなくなってくるのはそのためです。

また揉んでも骨格の歪みは治らないのでしばらくするとまたこってきます。

体の異変、病気も世の中のあらゆる事象も何かしらの原因があります。いわゆる『原因と結果の法則』というものです。

症状(結果)にばかり目を向けていると知らぬ間に原因の方が複雑に進行してしまうので先ずは原因を改善してから症状を診ていくというのが望ましいのです。

これが私たちが施術の基本にしている『原因治療』です。

本日も最後までお読みくださいましてありがとうございました。             

                             オフィスヘンミ 逸見茂樹