なぜぎっくり腰は再発する度に治りにくくなるのか?
2017年05月27日
なぜぎっくり腰は再発する度に治りにくくなるのか?
皆様こんにちは。
なぜぎっくり腰は再発する度治りにくくなっていくのでしょうか?
それは痛みや症状だけを取り、その原因を放置しておいたその結果なのです。
痛みだけを取るのは例えるならお腹が痛くて病院に行ったものの検査もせず痛み止めの薬を処方してもらったり、痛み止めの注射を打ってもらうのと同様です。
ぎっくり腰には様々な原因がありますが中でも骨格の歪み(特に頚椎)が原因である場合がほとんどです。
そしてその歪みは実は治療しない限り残念ながら進行していくのです。
当然歪みがきついほど症状がきつく、また治りにくくなります。
ぎっくり腰の原因である骨格の歪みを放置したまま痛みや症状を取っていくものですから骨格の歪みは進行していき再発を繰り返していきます。
さらに困ったことにその繰り返しにより椎間板ヘルニアに移行していくケースも多く見られます。
先ほどのお腹の痛みの例で説明すると痛みを薬や注射でごまかしていると、もしその痛みの原因が悪性の腫瘍であったならば知らない間に進行していき気が付くと手遅れになっていたという
そのような状態です。
ぎっくり腰の痛みは本当に辛いですし当然早く治して欲しいと思うのもよく理解出来ます。
ただ症状のみ取るのではなく並行して原因である骨格の歪みも改善していく事が将来招く恐れのあるぎっくり腰の再発や椎間板ヘルニアの予防に繋がります。