治療には興味はあるのですが、どうしてもレントゲンは撮らないといけませんか?
2017年05月27日
治療には興味はあるのですが、どうしてもレントゲンは撮らないといけませんか?
はい。骨格の矯正にはレントゲンは必要です。
本来カイロプラクティック発祥のアメリカではレントゲンは必ずレントゲンを撮って治療するようになっています。
なぜレントゲンが必要なのか…?
【1つ目は矯正治療が出来る状態であるかを調べるためです】
特に頚椎に多いのですが骨棘(変形)が形成されていたり、骨癒合(先天的に骨同士がくっついている)していたり、黄色靭帯骨化症でであった場合それはレントゲンを撮らなければ決して分かりません。
それを知らずに治療してしまいますと大切な患者様のお身体を損傷させてしまい取り返しのつかない事態になりかねません。
【2つ目は正確な矯正をするためです。】
レントゲンを取らなければ脊椎や骨盤がどのように歪んでいるかわかりません。
頚椎では何番目の頚椎からどちらに何度傾いている、何度捻じれているとかを見ます。
骨盤はどう歪んでいるかは足の長さだけでは決して判断できず、足の長さの違う方がレントゲンを撮ってみると骨盤は正常であったとか、また反対に足の長さが同じでも骨盤は歪んでいたりすることは普通にあることです。
足の長さのみで骨盤の歪みを判断して矯正することによって逆に歪みを作ってしまう恐れもあるのです。