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耳たぶの後ろが痛い!それは頚椎症かもしれません。

2018年07月8日

大阪市福島区 カイロプラクティック整体ヘンミの院長の問診風景みなさんこんにちは。
大阪市福島区のストレートネック、硬膜問題専門 カイロプラクティック整体ヘンミの逸見です。

『頭痛、首痛、肩こり、腰痛、手足のしびれなどでお困りのあなたに

根本から改善する整体をご提案!』

 

カイロプラクティック整体ヘンミは、ストレートネックによる様々な症状、特に頚椎症の改善を得意としております。

ですが、先日、今まで一度も見た事のない頚椎症のクライアントさんが来られました。

 

本日は、そのクライアントさんのお悩みの原因がわかるまでの経緯をご紹介させていただきます。

 

正確に言うと、来院されてからしばらくは頚椎症と分からず、少し経ってから頚椎症ではないかと思うようになったのです。

 

このクライアントさんは60歳代の女性で、

主訴は「左耳たぶの後から肩にかけての痛み」で発症してから約1年になります。

 

耳鼻科では「外耳炎かな?」と言われたそうですが、
定かではないので、大きな病院を紹介され、MRI検査をしたそうです。

ですが「どこも悪くない」とのことで痛みの原因は不明といわれたそうです。

 

その後もマッサージや整体、電気治療など、
様々な施術をされたそうですが、徐々に症状がきつくなっていき1年が経ちました。

 

そこで親戚からのご紹介で、カイロプラクティック整体ヘンミに来院されることになりました。

大阪市福島区 カイロプラクティック整体ヘンミの院長のレントゲンをもとにお身体の状態を一緒に確認している様子

骨格の状態をきちんと確認して首や肩の痛みの原因を見極めてから施術を行うために、

 

カイロプラクティック整体ヘンミでは、まず連携している病院でレントゲンを撮っていただいております

 

こちらのクライアントさんにも、レントゲンを撮ってもらうと、頚椎(首の骨や神経)が右に大きく傾いているのが確認できました。

【下の写真①=後方から見た状態】

頚椎症 手のシビレ 腕の痛み 大阪市福島区 整体

写真①

 

首が右に傾いていると、重さが5キロほどもある頭が、左の首の筋肉を引っ張り、緊張し首に痛みが出ると推測できます。

 

私は

「〇〇さんの左耳の後から肩にかけての痛みはこの首の傾きによって引き起こされたと思われます。」

 

と説明し、その首の傾きを元の正常な位置に戻すような施術を行いました。

 

何度か施術をしていると

「以前よりは左の首から肩のコリは減ったような気がする」と仰いました。

 

しかし耳たぶの後ろの痛みは少しずつきつくなってきているようで、一番つらい所が悪化しているようです。

 

おかしいなと思いながらも施術を継続していたある時、当院のブログに『頚椎症』の詳しい説明を投稿しようと専門書を見ていると、ある表に目が留まりました

 

頚椎2番と3番の間から出ている神経に障害があると

 

項部(うなじ)

・乳様突起部(耳の後ろ)

・耳介部(耳の穴より外に飛び出している部分)

の痛みとシビレ

とあるではないですか!!

 

そこでレントゲンをよくよく確認しますと、第3頸椎が後方にずれていました

【下の写真②】の丸で囲ったところが第3頚椎です。

頚椎症 手のシビレ 腕の痛み 耳の痛み 大阪市福島区 整体

写真②

 

このズレにより、
第2、第3頚椎からの神経が圧迫され耳の後ろの痛みが出ていたようなのです。

 

もちろん初診時にもこの写真は確認しています。

 

しかし全体的に頚椎に前弯といって、前に突き出すようにカーブがあり、ここには耳の後ろの痛みに関する原因はないと早合点してしまいました。

 

というより、頚椎症は【下の写真③】のように第5頚椎(第4、第6も多い)が後方にずれている場合がほとんどなので、全く第3頚椎に問題があるとは思いませんでした。

 

頚椎症 手のシビレ 腕の痛み 耳の痛み 大阪市福島区 整体

写真③

 

頚椎症の主な症状は、

  • 第5頚椎前後の変形
  • 後方のズレによる腕、肩、背中の疼痛
  • 手のシビレ

という固定観念があったわけです。

 

まさか耳の後ろの痛みが頚椎症によるものだとは思っていなかったのが、
今回なかなか施術効果が出てこなかった原因でした。

 

やっと正確に耳の後ろの痛みの原因が掴めたので、そこを中心に施術をすることで

今までよりは耳の後ろの痛みは軽減されてきているようです。

 

以降は上部頚椎はデリケートなので鍼も用いソフトな施術にしています。

 

しかしながら写真を見ていただいてもお分かりのように、第3頚椎以下全ての椎骨が変形と椎間板が薄くなっており完全には元に戻るとは言えません

 

ただ今までどこの治療院などに行っても第3頚椎はアプローチされなかったので、今までよりは必ず改善はされるものと思っております。

 

やはり少しの痛みコリであってもレントゲンで確認しておくことが重症化を予防するためには必要
ではないかと思います。

 

これを読んでいる方で、耳たぶの裏や耳の周りが痛いと感じている方は、是非一度大阪市福島区にあるカイロプラクティック整体ヘンミにご相談ください!

 

本日も最後までお読みくださいましてありがとうございました。

 

カイロプラクティック整体ヘンミの
肩こり・首の痛みへの整体について
詳しくはこちら!!

オフィスヘンミ 逸見茂樹

ストレートネックによる腕の痛みなら当院にお任せください! デスクワークの方に多い『頚肩腕症候群』とは?

2018年06月13日

みなさんこんにちは。
大阪市福島区のストレートネック、硬膜問題専門 カイロプラクティック整体ヘンミの逸見です。

『頭痛、首痛、肩こり、腰痛、手足のしびれなどでお困りのあなたに根本施術をご提案!』

 

今回はデスクワークの方に多く発症する『頚肩腕症候群』について解説させていただこうと思います。

 

『頚肩腕症候群』の中の『頚椎症』『胸郭出口症候群』は当院での最適応症で、今までどこに行っても治らず痛みで苦しんでいた多くの方が改善したと喜んでくださっております。

 

『頚肩腕症候群』とは・・・頚、肩、上肢の疼痛やしびれ感などが、その原因を頚椎およびその周辺の軟部組織変化、頚髄あるいは頚神経根の障害、腕神経叢や上司の血行の障害などに求められるものの総称です。

 

  頚肩腕症候群 頚椎症でお悩みの方 大阪市福島区カイロプラクティック整体ヘンミ

 

 

 

 

 

頚肩腕症候群を分類しますと以下のように分類できます。

 

頚肩腕症候群 頚椎症でお悩みの方 大阪市福島区カイロプラクティック整体ヘンミ

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは分類されたそれぞれのものを解説させていただきます。

【頚椎症】頚椎部の変形性脊椎症および椎間板ヘルニアの総称。椎間板の退行変性による弾力の低下がもとで発症し中年以降の男子に多い。頚椎下部(C5~6)に発生することが多く症状は頚から片側の上肢にかけての疼痛、シビレ感、肩こり、手指の巧緻運動の障害、握力の低下が起こることが多い。

 

【斜角筋症候群】腕神経叢と鎖骨下動脈が前斜角筋と中斜角筋、あるいは前斜角筋と第一肋骨との間で圧迫されることで本症が起こる。原因は過労、外傷、感冒などによって起こる斜角筋の緊張です。症状は頚から上肢にかけての疼痛、知覚障害、手の筋委縮、運動障害、握力の低下、指先のチアノーゼなどが起こります。

 

【肋骨鎖骨間圧迫症候群】本症は鎖骨と第一肋骨との間で鎖骨下動静脈と腕神経叢が圧迫され指先の知覚障害、チアノーゼを起こすものである。

 

【過度外転症候群】窓の上の方や天井の拭き掃除などを長時間に行ったり、長時間仰向けで両手を頭の下で組んで寝ていたりすると手指の血行、知覚障害が起こりシビレ感、冷感をきたすものをいう。

 

【項靭帯石灰化症】項靭帯に石灰沈着さらに骨化をきたすもので壮年期以降の男性に多く見られる。項部の疼痛、肩こり、頸部の回旋で項部にコリコリと音が鳴る事がある。

 

【頚椎後縦靭帯骨化症】原因不明の後縦靭帯の石灰化、骨化をきたし上肢の痛み、シビレ感、運動障害、下肢の痙性麻痺、知覚障害、膀胱直腸障害などがみられる。

 

今回は堅苦しい話であまり面白くはなかったですね!

 

しかし頚椎症、変形性頚椎症はじっとしていても疼いて寝られないほどつらい症状で多くの方が悩んでいらっしゃいます。

 

「腕が痛くて整形に行くと『頚椎症』ですね。首が『ストレートネック』になっています。しかしストレートネックは治りませんよ。と言われ痛み止めと湿布しかもらえませんでした。」と来院されるかたが非常に多いです。

 

そんなつらい頚椎症で苦しんでおられる方を一人でも多く救ってあげたい!と思っております。

 

もう一度繰り返します。

『頚肩腕症候群』の中の『頚椎症』『胸郭出口症候群』は当院での最適応症で、今までどこに行っても治らず痛みで苦しんでいた多くの方が改善したと喜んでくださっております。

 

今これをお読みになっておられる頚椎症でお悩みの方は遠慮なく一度当院にご相談くださいませ!

本日も最後までお読みくださいましてありがとうございました。

 

オフィスヘンミ 逸見茂樹

 

 

 

 

じっとしていても首から腕にかけて痛む頸椎症

2018年04月3日

みなさんこんにちは。
大阪市福島区のストレートネック、硬膜問題専門 カイロプラクティック整体ヘンミの逸見です。

『頭痛、首痛、肩こり、腰痛、手足のしびれなどでお困りのあなたに根本施術をご提案!』

寝ていても首、肩甲骨周りの奥深いところから腕にかけて疼く辛い頸椎症。
「頚椎症」の画像検索結果
じっとしていても、寝ている時もズーんと痛く、特に美容院などで仰向けに寝てシャンプーをしたり、うがいをする時などはいっそう痛みがキツくなります。

かくいう私も15年ほど前に発症しました。

私の場合は特に寝ている時が痛く寝られないこともありましたが、幸いにして一時的に痛みを抑えるツボを知っているのでそこを自分で押したり、置き針をしたりして何とか凌いでいました。

そんなある時30年前、見習いで整骨院にお世話になっていた同期の先生からのお誘いで骨格の歪みを治し根本から痛みを解消する施術「カイロプラクティック」を勉強することになりました。

正確に言いますと今から30年ほど前、高校を卒業し最初に行ったのがカイロプラクティックの専門学校でしたので改めて勉強をし直すことになったのです。

カイロプラクティックの勉強をしながら、並行してそこの先生に施術もしてもらっていたのですが施術開始して3回目位から徐々に痛みが軽減されてきました。

そこでのカイロプラクティックはレントゲンを撮って骨格の歪みを正確に分析して、さらに変形の有無を確認しますのでとても安全且つ正確に施術できるのです。

実はカイロプラクティックの本場アメリカではカイロプラクティックの施術の際はレントゲンを撮ってから行うのが一般的なのです。

私もレントゲンを撮ってみたところ、頚椎の6番目がとても変形しており一般的にいうところのストレートネックになっていました。

私の場合、幸いにしてレントゲンを撮った時点では変形こそキツかったものの変形した骨自体が神経を圧迫していなかったので矯正施術で徐々に楽になってきたのですが、さらに変形がキツくなった場合は治るのに手間取れたり、完全に治らないということもあります。

ですのでもし今これを読んでくださっている頸椎症の方は早めにレントゲンを撮って現在の状況を確認し早期に施術されることをお勧め致します。

変形のない頸椎症は手技のお上手な先生でしたらすぐに治してしまいます。

しかし頸椎の歪みを改善しないまま症状だけを治しているうちに頸椎が変形を起こしそのうち今までのようにあっさりと治らなくなってしまいます。

本日も最後までお読みくださいましてありがとうございました。

カイロプラクティック整体ヘンミ 院長:逸見茂樹