あなたの腰痛の原因は首が悪いからかもしれません!

2021年05月27日

腰が痛い時、ほとんどの方は腰そのものが悪いと思っていらっしゃると思います。

ですから腰が痛くなると腰を揉んでもらったり、腰にシップを貼ってもらったりしますよね。

それによって一時的に痛みが軽減されますが、実は原因が腰自体にはないことが多いので根本的な解決には繋がりません。

腰痛持ちの方に共通しているのが首が痛い、肩が凝っているという方が多いように思います。

それもそのはず、その方の姿勢をよく見てください。

横から見ますと頭の位置が体の中心から前にありませんか?

レントゲンで見ますと大抵はいわゆるストレートネックになっており頭の位置が重心より前にあります。

頭が重心より数センチ前方にズレるだけで10〜20キロが首に負担がかかりますのでそれだけで首、肩の凝りや痛みが出てきます。

そして首の筋肉は腰まで延びていますので腰の筋肉を持続的に引っ張り続け、慢性的な腰痛につながります。

下の写真のように腰に手を当て首を上下にゆっくり動かします。

首を前に曲げたときに腰の筋肉がキュッと固くなるのが分かると思います。

ということは、横から見て首が前のめりになっている(ストレートネック)方は普段から腰の筋肉が緊張して硬くなっているということなのです。

以前、あるテレビの健康番組で「腰痛の8割は原因不明です」と言っていましたが、整形外科でレントゲンやMRIなどの画像検査をしても8割以上のケースでは原因が特定できないということだそうです。

 

以前お世話になっていた骨格矯正協会では腰痛の8割は首に原因がありますと教えていただいたのですが、ということは整形外科で言われている原因不明の8割の腰痛の方の中には腰痛の原因が首にある方も多いのではないかと推測できます。

 

「腰痛の8割は首に原因があります」という説の8割はもしかして少し多いかもしれませんが結構な割合で首に原因があるというのは間違いないと思います。

 

実際、初回の施術では頭蓋骨と首しか触りませんがその施術で長年の腰痛が改善することもあるのです。

 

なかなか腰痛が良くならないという方は一度首に問題がないか確認されてみてはいかがでしょうか?