スマホ症候群…だから、揉んではいけないんです!
2017年05月27日
スマホ症候群…だから、揉んではいけないんです!
みなさんこんにちは。
最近スマートフォンのし過ぎにより恐い病気になるというニュースが流れていました。
以前にも私のブログに『スマホ症候群』の記事を投稿したことがあります。
『スマホ症候群』…スマートフォンをうつむいて長時間使用することにより、頚椎に負担がかかり引き起こされる諸症状の事をいいます。
首肩のコリ、痛みや重症になると頚椎ヘルニアになることもありますし、また自律神経が不安定になり精神的な疾患になることもあります。
子供でもポータブルゲーム機の長時間の使用で『スマホ症候群』様の症状が出る事がありますので親御さんは注意してあげなくてはいけません。
タイトルの「『スマホ症候群…だから、揉んではいけないんです!』ってどういうことですか?凝ったら揉んだ方が血の流れが良くなっていいんじゃないの?」と言われそうですが、それはこんな理由からです。
確かにマッサージをしてもらうと一時的に血行が良くなりコリや痛みが改善されます。
実はコリや痛みは体の異変を知らせる警報なのですが、そのコリや痛みをマッサージ等、対症療法で改善させてしまうと体の異変に気が付かず、その異変はさらに悪化していきます。
要するに対症療法は体の異変を知らせている警報音を止めているにすぎないのです。
その異変の一つに骨格の歪みがあり、マッサージでコリや痛みをしのいでいると更に歪みがひどくなり、先ほど申しました頚椎ヘルニアになる可能性があるのです。
今まで何人もの頚椎ヘルニアの患者様が来院されました。
その患者様の中のお一人がこのような事を仰いました。「夜、激痛で寝られないんです!切り落とせるものなら腕を切り落としたい…!」
確かに痛みや症状で辛い時、それを治す事が出来る名人は非常にありがたい存在です。
しかしその名人は同時に警報音を止める名人なのです。すなわち貴方の大切な体を取り返しのつかない体にしてしまう名人でもあるのです。
この記事をお読みになっている皆様にお願いです。どんなささいな痛みや症状でも必ず骨格の歪みを確認してください。それが貴方の大切な体を守る方法なのです。
貴方の大切な体を守ることが出来るのは貴方の心掛け次第なのです。
歪みは手で触っても決して分かりません。それが分かるのは『レントゲン』なのです。