最先端骨格矯正と椎間板ヘルニアについて

2017年05月27日

最先端骨格矯正と椎間板ヘルニアについて

皆様こんにちは。

椎間板ヘルニアは矯正治療で治るのでしょうか?と尋ねられたら「はい、骨格矯正をすれば治ります」と答えたいところですが正直なところ治るヘルニアと治らないヘルニアとがあります。

椎間板の中の髄核と呼ばれるゲル状が水分に富み弾力のある状態でしたら骨格の歪みを矯正すれば治ります。

しかしその髄核が水分を失い弾力を失ってしまっていたら残念ながら骨格の歪みを矯正しても治りません。

といいますのは骨格の歪みを治していくと陰圧で飛び出した髄核が中に吸い込まれていく訳ですが、その髄核が弾力が無くなり硬くなると中に入って行かないのです。

髄核は年齢と共に水分が徐々に失われていきますので年齢を重ねる毎に治りが悪くなります。

私の経験上ヘルニアになりやすいのは腰椎の前弯のカーブが無くなり、更に後ろから見てくの字に曲がっている人ですが、その歪みを治さずヘルニアの症状だけを対症療法でごまかしていると最終的には症状すら取れなくなり手術を余儀無くされます。

【警告】椎間板は上下圧には比較的強いのですが捻りにはめっぽう弱いです。
わかりやすい例では濡れた雑巾を絞る時にどうしますか?
捻って水をしぼりますね?

ということは、よく整体等で首や腰を捻ってボキッとすると椎間板の中の髄核はどうなると思いますか?
想像しただけで怖いですね~。

オススメしません…